近寄ってみたら、みんなそれぞれ変わってる
語り合ってみたら、みんないろいろおもしろい
寄り添ってみたら、みんな互いにかけがえない
それぞれに感じ方、考え方、生き方の違う私たち
認め合い、おもしろがり、わかちあい
あなたのよろこびが私のよろこびになるとき
幸せが発酵しはじめ、世の中が熟成していく
みんなおかしい多様な人たちが
私たちのクラフトビールを手に近寄ってみたら
みんなおかしいことをよろこびあい
未来への対話をはじめる
京都・一乗寺ブリュワリーは、そんなクラフトビールです
近寄って乾杯すれば、 いっせいにひらく、いっぱいの笑顔
京都・一乗寺ブリュワリーは
自分らしく生きる人たちに飲んでほしいクラフトビールを作っています
古都京都比叡山の麓
そこで新しい文化を生み続けてきた一乗寺というまち
そこでつくられる一乗寺ブリュワリーのクラフトビールは
伝統的なあじわいの中に新しい驚きを秘めた
京都らしいビールをめざしています
創業者の医師・高木俊介は、精神障害をもった人たちが地域社会の中で暮らし続けるために医療と福祉を包括した在宅訪問支援を日本ではじめて実践しました。そして、その生活に生きがいをもたらすために、障害をもっていても社会とつながっていられる場をつくとという目標を掲げて、この醸造所を立ち上げました。
その志をともにめざしながら、私たちはクラフトビールというものづくりを通して、多様な人たちが互いに近寄り、未来への対話がはじまり、みんなおかしいよねと多様性をよろこびあえる世の中をつくっていきます。
きもちよい時はよろこび
たのしい場所はよろこび
うれしい仲間はよろこび
おいしいビールはよろこび
私たちは、人によろこんでもらえることが人のよろこびであるような時と場所、人とモノを私たちのクラフトビールづくりを通して提供していきます。そのために、私たちはいつでも仲間と協力し、チャレンジし、失敗も貴重な経験として助けあい、みんながそれぞれの自分らしさを発揮し、誰もが誰ものために働ける環境をつくることに努めます。
そして、多くの人たちと協働してクラフトビールを京都の文化として育てていきます。
私たちがつくるクラフトビールのもとに
多様な人たちと文化が集い、つながり、広まっていく
それぞれにかけがえがない存在である多様な人たちの
互いのよろこびがみんなのよろこびであるような
優しくて力強い世界
私たちのクラフトビールを手にとり、様々な人たちと集まって楽しみ語らいあえば、いつもその場所には、そんな未来が見えませんか?
よろこびの未来に、乾杯!
「畑からグラスまで」を合言葉に、京都に新しいローカルビール産業のモデルを創造するプロジェクト。 原料を地元京都で供給することを通じて、地域に根ざし(コミュニティ・トレーサブル)、農家・醸造家らの技術をこめて(トラディショナル・アルチザーナル)、経済/環境的に持続可能な(ローカル・サステイナブル)を目指します。 そのために、府内の小規模ブルワリー、原料生産者、飲食業者、大学などが参加して2018年に立ち上がったプロジェクトです。
京都・一乗寺ブリュワリーは発足当初から、このプロジェクトの趣旨に賛同し参加しています。このプロジェクトとして、京都産大麦の麦芽と京都産ホップを一部使用した「K80アンバーエール」、さらに2019年から栽培が始まった亀岡産ホップを使った「亀岡ハーベストブリュー」(K80ゴールデンエール)を醸造しています。
他にも一乗寺ブリュワリーでは、京都水尾産のゆずを使用した「ゆずヴァイス」や城陽市の城州白という梅を使用した「城州白・梅エール」など京都産材料にこだわったビールを醸造しています。
これからも、K100プロジェクトとともに歩みながら、「ひとが働くとはどういうことか」がもう一度問われていくこの時代に、ビールを軸に“畑からグラスまで”が地域でつながる、新しいローカルビール産業のモデルをつくり上げていきたいと考えています。
【メディア掲載情報】
京都府ものづくり振興課による紹介記事
http://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/company/ichijoji.html
障害者や高齢者が生き生きと仕事をするためのしくみに農福連携事業があります。農業は少しの工夫や援助によって障害者にとっても働きやすい職種です。
後継者・働き手不足という日本の農業の問題を解決することにもつながり、現在官民が一体となって全国で取り組まれています。
私たち京都・一乗寺ブリュワリーは、障害者が働いてつくった農産物を使ったビールをつくろうと考え、この農福連携事業に出会いました。そして、自閉症者の作業所でビールを作っている西陣麦酒、ビール大麦を作ってくれることになった前橋市の障害者就労支援施設「菜の花」、宮城県石巻市で震災からの復興のためにホップを作りはじめたイシノマキ・ファームと協力して、農福連携ビール「ふぞろいの麦たち」を作り上げました。
「ふぞろいの麦たち」という名前のきっかけとなったのは、大手企業では使えない小単位生産で質もまばらな大麦からビールができないだろうかという高木の問いかけに、一乗寺ブリュワリーの林・横田ブリュワーが「そのような材料を良いビールにすることが僕たちのやりがいです」と口をそろえて答えたことでした。「ふぞろいの麦たち」という名前は、ブリュワーたちのこの意気込みと、そこから生まれる多様性を表したものです。
現在は量産できない大麦を使うロッドの関係から西陣麦酒で製造していますが、いずれは原料栽培の規模を大きくして、一乗寺ブリュワリーでも製造する予定です。
【メディア掲載情報】
毎日新聞 2019/3/1 20:19(有料記事)
https://mainichi.jp/articles/20190301/k00/00m/040/227000c
会社名 | 株式会社 京都・一乗寺ブリュワリー |
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代表者 | 高木俊介 伴克亘 |
醸造責任者 | 林 晋吾 |
免許交付日 | 2011年6月21日 |
所在地 | 京都市左京区一乗寺出口町10番地1 |
連絡先 | 075-702-2002 |
従業員 | 2名 |
業務内容 | 酒類(ビール・発泡酒)の製造、販売 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
メール | info@kyoto-ichijoji-brewery.com |
直営店 | Beer Pub ICHI-YA |
工場見学ご希望の方は御電話またはメールにてご連絡ください
叡山電鉄 一乗寺駅から徒歩約8分