京都・一乗寺ブリュワリー

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2020.07.21

一乗寺の新たなる試み!!『ラガー』スタイルの醸造記!

 

 

 

 

今回は一乗寺ブリュワリーの新しい試みとなる

 

『ラガースタイル』の醸造について書いていきます。

 

ビールのスタイルはその醸造方法によってエールラガーの二つに大別されます。

エールは発酵が進むにつれ酵母が浮上し上面に層をなす事から上面発酵で醸造されるのに対し、

ラガーでは酵母が下に沈殿するため下面発酵で作られます!

 

もう少し細かい違いはありますが、大まかにはこの違いによって分類されます

今まで上面発酵のエールビールを主に醸造していましたが、今回は初の試みとなる

ラガービールの挑戦という事で、その様子を見学してきました!

 

 

 

 

 

 

 

まずはいつも通り麦芽を粉砕していきます!

それが終われば

 

 

 

 

 

 

 

水と麦芽を混ぜて火をいて、麦汁を作っていきます。

ちなみに、基本的には

酵母の性質上エールビールは『硬水』で造るのに対し、ラガービールは『軟水』を使用します。

基本的にはですが!

 

 

 

 

 

 

 

いい色になっていますね!

ここから酵母菌やホップを投入していきます!

 

 

 

 

 

これが投入したホップになります。

フレッシュなホップの投入はかなりの量が必要なため、ホップを圧縮したペレットタイプのものが主流です。

これだけの量でビールに苦味がつくってすごいですよね。笑

 

今回つかったホップは、モザイク、アマリロなどの柑橘系の果物の様なトロピカルな香りや、風味を持つものをメインで

使用しています!

 

酵母はラガースタイル酵母を使用し、スッキリしたビールに仕上がる様になっています。

 

 

透き通っていて綺麗な琥珀色ですね!!

このまま低温で発酵させ、2〜3週間ねかせて完成となります。

アメリカンなラガーを目指し造ったビールですので味はまだ未知数との事でした。笑

 

完成が待ちどうしいですね!

完成したあかつきには、『グルートエール』の時の様な乾杯イベントも企画する予定ですので

皆さんぜひ参加して下さいね。

 

 

 

 

 

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