3月4日に醸造した「レッドエール」は無事に樽取り完了!一乗寺ブリュワリーのビールはおおよそ仕込みから3週間ほどで完成となります。
そうして20日(木)に醸造をしたのは「一乗寺ゴールデンエール」!3種類の麦芽をブレンドし麦汁(ばくじゅう、ビールの元となるスープ)を生成をします。
モルトの搾りかすがこちら。麦芽粕と呼ばれるこれは基本的には廃棄物となっています。畑で堆肥にしたり牛さんや豚さんの飼料とはなるのですが、中々に活用が難しいものだったりします。なお亀岡の麦農家さんによるとニワトリさんは食べないようです。
ウサギのえさのような、この材料はビールの苦味・風味の元となるハーブ「ホップ」。これを煮沸窯(ケトル)に添加して100℃で煮沸。おおよそ60分間煮沸は行いますが、一乗寺ブリュワリーは色々と考えて少しだけ煮沸時間を長めで行なっていたりしますよ。
煮沸が終わると煮沸窯の底部にビール粕(煮沸で固まったたんぱく質成分とホップ粕)を集めて、これが入らないよう慎重に発酵タンクに冷却輸送をします。後は「酵母」たちの発酵パワーを温度で調整して完成です!
酵母は見た目、こんな粉城の物体です。これがビールを造ってくれるのですから不思議ですよね。
こうしてゴールデンエールも3週間ほどで完成します。まだ前回仕込んだゴールデンエールの在庫はあるので、是非直営パブICHI-YAやオンラインショップでご購入くださいね。パブ・居酒屋へも卸しを行なっていますので気兼ねなくこちらへご連絡ください!